子育てサークル『にこにこキッズ』に想う
にこにこキッズ
2002年に発足した中央市の子育てサークルです。
20年ほど前から、親子が集う大切な場所として、その活動は受けて継がれてきました。
中央市子育て支援センターがオープンしたのは2年前。そのころから主な活動場所として利用していただいています。
ですので、私たち、しん☆ちびスタッフは近くでその活動を見る機会に恵まれたのです。
回を追うごとに少しづつ新しいメンバーを迎え、リーダーさんを中心にみんなで協力し合う様子はとても微笑ましく、それでいて力強さを感じるものでした。
活動の日だけでなく、しん☆ちびで偶然会ったときに『久しぶり!』『元気にしてた?』などと言葉を交わす姿も多く、そんな場面を目にすると私たちスタッフも、とてもあたたかな気持ちになります。
3月のある日。今年度、最後の活動でした。
サークルの対象は「0~3歳児(未就園児)とママ」なので、春に入園するおともだちは卒業となります。
あわせて、リーダーさんもバトンタッチとなりました。
リーダーとして頑張ってきたAさん(ママ)とHくん(昆虫博士!)とご家族は、県外にお引越しとなり中央市からも卒業することに…
子育て中の仲間の居場所のひとつとして、長く続いてきた「にこにこキッズ」を大切にしたい。
Aさんのサークルと向き合う姿からは、いつもそんな想いが伝わってきました。
お引越しを目前にしたお忙しい中、Aさんご家族がご挨拶にきてくれました。
そして、とてもすてきな贈り物をいただいたのです。
かわいらしい、津軽びいどろのふくろうの置物です。
ふくろうは語感からくる当て字から、古来から縁起がいいといわれています。
「福来」「福郎」・「福来郎」…福が来るという意味
「福老」「富来老」…幸福で豊かに年を重ねるという意味
「福路」…幸福な人生(路)になる …といった意味だそうです。
しん☆ちびのどこかで、親子のみなさんを見守ってもらう予定です。
そしてもうひとつ。Hくんのパパからお手紙が…
そこには中央市での子育てがとても楽しく豊かなものであったこと。
こどもたちが様々な人とのかかわりの中で成長し、かわいがられる姿をみて、より我が子を愛おしく感じた…といった想いが綴られていました。
私たちスタッフにとっても、Aさんのリーダーとしての姿、そしてHくんの成長の様子をそばで実感できたことは、とても嬉しく、なにより支援者として私たちもがんばろう!と、そんな力を与えていただいたような気がします。
こちらこそ、ありがとうございました。
〝にこにこキッズ〟の新リーダーさんを始め、メンバーの皆さんがこれからもが安心して活動できるように、しん☆ちびが全力でお手伝いさせていただきますね!